パリ五輪 日本代表!

日本陸上競技連盟(以下日本陸連)は51名の日本代表選手の派遣を発表しました。

【パリオリンピック】坂井隆一郎、佐藤拳太郎、飯塚翔太、田中佑美ら新たに27名が日本代表に内定!~声援を力に。#まだ見ぬステージへ。~:日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations
写真:フォート・キシモト本年8月1日(木)から8月11日(日)に開催される、「パリ2024オリンピッ…

男子短距離を中心に選手を見ていきたいと思います。

男子100mはサニブラウン選手、坂井選手、東田選手のフルエントリー

昨年世界選手権で入賞し、今期10秒00を突破したサニブラウンアブデルハキーム選手(東レ・PUMA)が日本選手権を前に内定したことで日本選手権を回避しました。

短期間でピークを2度作らなければいけないことを考えると、本番1回に調整が可能な今回の方が結果に期待が持てると言えるでしょう。

続いて、坂井隆一郎選手(大阪ガス・NIKE)はサニブラウン選手不在の中でしっかりと勝ち切り、初の五輪出場権を獲得しました。シーズン前半は調整が遅れていた印象ですが大事な大会を外さない勝負強さが光りました。

さて最後は東田旺洋選手(関彰商事・ADIDAS)が選ばれました。冬期から海外屋内レースに積極的に参加しポイントを獲得するなどクレバーなレース選択をしてきました。さらに日本選手権では若手のホープであり優勝候補の1人であった柳田大輝選手(東洋大学・NIKE)を抑えて準優勝という大金星の結果でした。以前から注目されていなかったわけではなく、全日本インカレや国体での優勝経験を引っ提げて登り詰めてきた形です。冬期から積極的にレースに参加していたためピークアウトが若干懸念されますが、残り1か月最高の調整を行ってほしいと思います。

400mRでは今期10秒02をマークしている柳田大輝選手に加えて、桐生祥秀選手(日本生命・ASICS)が選ばれました。今期10秒2台と本人としては納得いかない記録かもしれませんが、リレーチームの精神的柱としても頑張ってもらいたいところです。

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